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|セカンドライフ・山そば移住|
コラム
GOOD LIFE 総研
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新シニアの移住、はじめの一歩 編
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2025年07月27日

憧れの移住
さて、何から準備する?
セカンドライフをより自分らしく、より豊かにするための移住ですが、何から始めたらいいのか?
移住のための4つのメソッドをご紹介します。
・目的を明確にする
移住の先輩でもある林マヤさんも言っていましたが、「なぜ移住したいのか」を考えましょう。自然のそばがいい、夫婦二人の趣味に打ち込みたい、自給自足的な暮らしをしたいなどのように、明確にすることで移住後のギャップが生まれにくくなり、どこに住むかエリア選択のヒントにもつながります。
・移住先の選び方
目的が明確になったら次はどこに住むか、具体的なエリア選択のフェーズに。その際、新シニア世代のチェックポイントは5つ。
①東京までの距離。電車で2時間以内が理想的。
②総合病院やかかりつけ医の充実度など医療環境はどうか。
③駅やスーパーへのアクセスに無理がないか(車がなくても生活できるかも重要)。
④積雪、台風、地震など気候や災害リスクもチェック。
⑤移住者の多さや自治体の受け入れ状況も調べましょう。年齢制限がなく、支援制度がある自治体もありますよ。
・お試し移住/2拠点で暮らす
条件としてマッチしていても実際に暮らしてみたらあれ?ということも無きにしもあらず。それを回避するためにも短期間のお試し移住やしばらく2拠点で暮らしてみるのもおすすめです。
・資金計画を立てる
多くの自治体には移住支援制度として定住促進住宅、家賃補助、土地無償譲渡制度などがあります。
購入するのか賃貸にするのかに加えて、今住んでいる家をどうするかなどもしっかり検討する必要があります。
海そばか山そばか
新シニアの移住先サンプル
新シニア世代の移住先一例を山そば、海そば別にご紹介。
・山そば:栃木県小山市
東京駅から新幹線で40分。在来線でも90分という立地で移住支援も充実しています。シニアの就業サポートや地域の交流イベントがあり、シニア世代が社会参加しやすい仕組みが整っています。
・海そば:千葉県いすみ市
都心まで電車でおよそ70分。海も山もある豊かな自然が特徴です。
住みたい田舎ランキングで5年連続首都圏1位! 新鮮な海産物が手に入るのも魅力です。
参考資料:小山市ウェブサイト、いすみ市ウェブサイト他