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ガウディ没後100年公式事業
【企画展レポート】NAKED meets ガウディ展(大阪会場)
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2026年04月25日

サグラダ・ファミリアを築いた天才建築家“ガウディ”にネイキッドが迫る
オリジナル図面やガウディ手記など秘蔵のコレクション世界初公開
『ガウディ没後100年公式事業 NAKED meets ガウディ展』
2026年4月17日(金)からVS.(グラングリーン大阪内)で開催しています。
本展は株式会社ネイキッド(英語表記:NAKED, INC./所在地:東京都渋谷区/代表:村松亮太郎)(以下、ネイキッド)とガウディ財団が、世界初となる共同事業契約を締結したことにより開催するワールド・ツアーとなります。
展覧会の見どころ
ガウディ没後100年、そしてサグラダ・ファミリアのメインタワー「イエスの塔」完成を記念し、公式展覧会として東京を皮切りに開催されます。自然の法則を学び、そこに潜む美と秩序を形にした建築家アントニ・ガウディ。彼の思想と革新性を現代の視点から見つめ直し、今を生きる私たちがガウディのまなざしに触れ、自然とともに生きる智慧を感じながら、未来への歩みを見つめ直すきっかけとなる展覧会です。
ネイキッドとガウディ財団の協働のもと、ガウディの手記や直筆の書簡、彼が使用した制作道具をはじめ、未公開の資料や模型、スケッチなど、学術的にも極めて貴重なコレクションを網羅的に展示します。さらに、筆跡心理学的分析による世界初の研究成果を通じて、ガウディの内面と創造思考を読み解きます。学術と体験が融合した、これまでにない深度でガウディの内面と構想力に迫ります。
大人から子どもまで楽しめる参加型アートを通して、ガウディ建築の魅力に触れられます。来場者がサグラダ・ファミリアの一部を完成させていく体験では、“未完成”の象徴でもあるこの建築が、今も多くの人々の手で築かれ続けていることを実感できます。ガウディが見た自然との調和の世界を、手と感性で感じとってください。
展示構成
静かに時を遡り、ガウディという人間の原点へと導かれる序章。未完の聖堂を遺して逝った建築家の軌跡をたどりながら、自然と信仰、そして美の本質を探る旅が始まる。映像と空間が重なり、来場者は“死から過去へ”と時間を反転させる体験の中で、ガウディの精神へと歩みを進める。

ガウディの感性を育んだのは、カタルーニャの太陽と緑あふれる森だった。木々の枝ぶり、虫の羽、花の螺旋――自然の中に秩序と造形美を見出した幼少期の眼差しが、やがて彼の建築思想の礎となる。光と影が織りなす“観察の森”を歩きながら、彼が見た世界の秘密に気づくエリア。


19世紀末、産業革命の熱気が渦巻くバルセロナ。若きガウディは、ゴシック建築やアラブ様式など多様な文化が交差するこの都市で、建築という表現の新しい可能性を見出す。
街の図面が光で立ち上がり、建物が息づくように形を成していく。異文化が交わるこの街こそ、彼の独創を育んだ“創造のるつぼ”。その熱気とエネルギーを体感してください。
紐と重りを使った“逆さづり模型”フニクラをはじめ、ガウディは自然の法則を通して構造を発見しようとした。
重力や光、音など、宇宙に潜む秩序を読み解き、建築を生命体のように育てた彼の探求心。
このエリアでは、来場者自身がデジタルとアナログを行き来しながら構造を生み出し、ガウディの実験精神に触れることができる。
来場者が「フニクラ模型(鎖の模型)」を動かして生まれた曲線を、AIがリアルタイムに読み取り、ガウディを想起させる建築デザインへ変換して映像投影する仕組みを活用しています。
会場内の端末を操作すると、画像が生成・投影され、最終的には画像ファイルとして取り込むことが出来ます。

地中海のゆらめく光と波のリズムは、ガウディの造形に息づく。
《カサ・バトリョ》《カサ・ミラ》《グエル公園》など、彼の代表作に見られる有機的な曲線や流動する空間は、海の呼吸そのものであり、反射する光と揺らぐ空間の中で、無機と有機の境界を越えた“生命の建築”の思想を感じ取ることができます。



100年以上の時を超えて今なお建設が続く未完の聖堂。このエリアではサグラダ・ファミリアが生まれ、変化し、受け継がれてきた“光の記録”を辿ることができます。
大地から立ち上がる柱、天へ昇る塔。石と光、音が呼応する没入空間の中で、自然と人間の共作が紡ぐ壮大な祈りを体感してください。


ガウディが遺したものは、建築ではなく“思考”そのものだった。現代の建築家やアーティストたちがその哲学を受け継ぎ、新たな形で世界に響かせている。ガウディを敬愛する著名人からのメッセージが展示されています。
そして、壊れた破片が集まり、新しい形を生み出す――ガウディがモザイクの伝統を独創的に再解釈したトレンカディス、その一片一片は、個の力が調和して全体を成す象徴でもある。来場者自身がその“欠片”となり、未来へと続く美をともに紡いでいきます。

ネイキッドの参加型アート《DANDELION》によってガウディの意思が世界で広まっていく様子を表した、インスタレーション。種が風に乗り花を咲かせ、未来を形づくる人々へと渡されていく。

ガウディ没後100年公式事業
NAKED meets ガウディ展
会期:2026年4月17日(金)〜 6月15日(月)
※会期中無休(雨天決行、荒天時は中止の可能性あり)
※万が一の中止等は当ウェブサイトの公式X(旧Twitter)にてお知らせします。
※都合により内容は予告なく変更する場合があります。
開催場所:VS.(グラングリーン大阪内)
大阪府大阪市北区大深町6-86 グラングリーン大阪 うめきた公園 ノースパーク VS.
開催時間:平日 10:00〜20:00(19:00最終入場) 土日・祝日 9:30〜19:30(18:30最終入場)
※5/19(火)、5/29(金)、6/5(金)は夜間貸切実施のため、10:00~18:00(最終入場17:00)の営業となります
※最終日6/15(月)は、10:00~18:00(最終入場17:00)の営業となります
主催:NAKED meets ガウディ展製作委員会
監修:Gaudi Foundation of Art, Design & Architecture
協賛(大坂会場):大日本印刷株式会社、非破壊検査株式会社
協力(大阪会場):パナソニック プロジェクター&ディスプレイ株式会社、FM802、大阪芸術大学
企画・演出・制作:株式会社ネイキッド
URL:https://meets.naked.works/gaudi/
問い合わせ先:キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888
対応日時:12:00~17:00(土日祝休業)






