大地の恵みを 肌で実感できる
|週末農夫のすすめ|
コラム
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野菜づくりの始め方 編
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2024年07月28日
レンタルで?ベランダで?
週末農夫の始め方
三浦さんのように本格的に畑で野菜を栽培するのもすてきですが、少々ハードルが高いと感じる人も多いのではないでしょうか。けれど、土いじりをしたい! 自然を肌で感じたい! そんな人におすすめの方法をいくつかピックアップしてみました。
・レンタル畑
シェア畑とも言われる貸し畑のこと。農園が持つ土地の一部を一般の人に貸し出すところもあれば、ビルの屋上のスペースを菜園にして貸し出しているところなど、形態はさまざま。スペースにより価格が異なり、月々1万円程度から借りられるところが多いです。また、近年のレンタル畑は手ぶらでOKで、栽培のノウハウを教えてくれるという手取り足取りのところも増えていて人気です。
・プランター栽培
畑まで通う必要がなく、自宅で手軽に栽培を始められるのが、プランター栽培です。鉢や土、スコップなど多少の準備は必要ですが、ベランダなどの小スペースでできるのがポイントです。天候の影響を受けにくく、常に状態を確認できるので失敗しにくいのもビギナーには安心です。
ハーブから始めてみよう!
おすすめプランター栽培
「僕も畑をやる前は自宅でハーブを育てていました。いわゆるプランター栽培です。場所も取らないし、水やりするだけでとても簡単なので、土いじり初心者の方には始めやすいんじゃないかな。あとは、夏に始めるならキャベツやにんじんなどもおすすめです」
・ハーブなどの香草類
三浦さんが最初にプランター栽培で育てていたのは料理の際にあると便利なハーブなどの香草類だったとか。バジルは種をまいてから収穫までおよそ1カ月半程度。日当たりと風通しのいい場所が必須なのでまさにベランダ菜園向きです。和風ハーブの代名詞といえるしそは収穫まで2カ月半程度かかります。乾燥すると葉が堅くなってしまうので水は毎日あげましょう。夏場は朝晩2回の水やりを。
・キャベツやにんじん
夏に植えると育てやすいのがキャベツ。収穫まで3カ月程度と時間はかかりますが、日々大きくなる様子を観察するのも楽しみましょう。害虫対策を講じるのがポイントです。にんじんは発芽させるまでが重要。乾燥に弱いので、発芽するまで土が乾かないよう小まめに水やりをしましょう。
参考資料:『おうちで大収穫! 世界一カンタンな野菜のつくり方』(KADOKAWA)他