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読者投稿企画「あなただけの夏旅」
vol.1 情景編
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2025年07月27日

日経REVIVE 6月号で募集した「あなただけの夏旅」エピソード。
たくさんのご応募ありがとうございました。ご応募いただいたものの中から、編集部が選定したエピソード第1弾をお届けします!
第1弾は、投稿者が観た風景や光景がそのまま浮かんでくるようなエピソード「情景編」をご紹介します。
episode.01
大学時代に友人たちと車で向かった白川郷
3年の夏に友人3人と一緒に岐阜県まで車で旅行に行きました。前日は長野県茅野市の友人宅に泊まり、眩しい程の満天の星空と数え切れないほどの流れ星に感動。翌日は友人たちで運転を変わりながら真夏の白川郷へ向かいました。着いた白川郷で蝉時雨の中、汗をかきながら歩いた日を今も鮮明に思い出せます。時間を作り今度は家族で行きたいなと思います。
訪れた場所長野県茅野市~岐阜県白川郷ペンネームペペロンチーノ(30代・男性)
episode.02
スーパーマンが現れた
かねてから念願の只見線に乗って会津若松に行く途中、高崎で乗り換える予定が、快速より1本先の各駅停車に乗り違えてしまい、乗換駅の高崎には後から来る快速の方が先に到着するので、このままでは乗り換えに間に合いそうにない。次の只見線は 2時間以上待ち。会津若松には17時40分過ぎの到着なので、見たかった只見線の風景が真っ暗で見られなくなってしまう。
その時にスーパーマンが現れ、新幹線に乗るよう案内してくれたんです。「発車はあと2分しか ないけど、新幹線は2分遅れているので大丈夫」と言われ、一緒に走り改札まで見届けてくださいました。新幹線に乗り込んだあと、ふと外を見ると、スーパーマンがドアの外で手を振って見送ってくれていました。無事、只見線に乗り換えることができ、日の暮れないうちに沿線の風景を見ることができました。中でも只見線の窓から住民の方が手を振る光景が今でも心に残る、思い出深い旅です。
あれから1年半が経ちますが、 あのスーパーマンは誰だったのか 分かりません。
「鉄道マニア」はたまた高崎駅に現れた「 本当のスーパーマン」かもしれません。
訪れた場所乗換駅の高崎駅、只見線ペンネーム紀代姫(80代・女性)
episode.03
ふるさとで見た花火
私の育った町・新潟県小千谷市は、隣の長岡市や同じ市の片貝と同じくらい花火が盛んな町。親が花火職人だった小学校の同級生はその昔、親に過激派から爆弾作りの依頼が来た、なんてことも言っていました。
ある時、帰省した私は、信濃川にかかる旭橋を通りました。たまたま、その日は花火大会の夜。目の前であがる花火。とにかく音の振動がすごく、橋の欄干、夜の空気も震えるほどでした。8月下旬の晩夏の夜、思いがけず心地よい夏の夜を体験しました。多くの人で混雑する都会の花火大会では体験できない醍醐味です。
訪れた場所新潟県小千谷市信濃川にかかる旭橋ペンネームぺんね(60代・女性)
第2弾は、8月1日ごろを予定しています。