10 2024

料理をすると 幸福度が増す!?

|男子厨房に入ろう|

コラム

GOOD LIFE 総研

posted by 日経REVIVE

よりよく生きるヒント GOOD LIFE 総研

料理がもたらす効果 編

posted by 日経REVIVE

2024年09月29日

新シニア世代こそ料理を
すべき。その3つの理由

料理とは無縁!?かもしれない新シニア世代に、料理をするメリットをご紹介します。
・寿命が延びる!?
世界的な学術出版社のシュプリンガー・ネイチャーのグループ機関の調査によると、自宅で料理をする人々は加工食品などを避け、良質なタンパク質や豊富な食物繊維など、栄養価の高い食事をする傾向にあります。そのため、肥満や心疾患など健康リスクの減少と関係があることが分かっています。
・脳が活性化する
献立を考え、材料を用意し、調理し盛り付ける。料理は作業が多岐にわたります。脳が活性化するので、料理は脳トレになるのです。特に料理中は、思考・判断・創造・記憶・集中・感情抑制などをつかさどる前頭前野が強く働きます。従って認知症予防にも効果があるといわれています。
・幸福度が上がる
うつ病などの心の病の治療法として料理療法が採用されるほど料理が精神面に与える影響は大きいと考えられています。刻むなどの一定のリズムが生まれることでリラックス効果があり、作業に集中することがストレス解消にもなるのだとか。マイボイスコムのアンケート調査では、料理をする回数が多いほど幸せだと感じている人が多いという結果も出ています。

料理をするなら世界一健康な
国のイタリアン!のすすめ

日本は長寿大国で世界ランキングでも上位に入ってきますが、健康な国ランキングだと日本より上位の国があるのです。それがイタリアです。1日の野菜や果物の消費量がヨーロッパ全体平均の2倍もあるそうなんです。そんな健康大国イタリアですが、その秘密はイタリア料理で多用される二つの食材にあるともいえそうです。

一つはトマト。パスタ、煮物、ピザなど多くの料理に使われるトマトですが、美肌をはじめ、便秘解消、疲労回復、生活習慣病予防などに役立つといわれています。

もう一つはオリーブオイルです。
悪玉コレステロールを減少させ、善玉コレステロールは維持するオレイン酸が含まれているため、動脈硬化や高血圧、生活習慣病の予防に役立ちます。また、抗酸化力の高いポリフェノールも含まれていて免疫力アップにも効果を発揮します。

料理をするなら健康にも役立ち、おいしく、彩りも豊かなイタリアンから始めてみませんか?

参考資料:日本赤十字社ウェブサイト他

関連記事