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睡眠に悩む新シニア 増えています

|最近ぐっすり眠れていますか?|

コラム

GOOD LIFE 総研

posted by 日経REVIVE

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2026年04月26日

レム睡眠とノンレム睡眠
その役割とは?

レム睡眠は体を休ませていて、ノンレム睡眠は脳を休ませています。夢を見るのは体が休んでいるのに脳が活動しているレム睡眠の時。深い睡眠と呼ばれる「深睡眠」はノンレム睡眠の時に現れて、成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは新陳代謝を促して疲労を回復させる働きがあるので、深睡眠が足りないと「寝たのに疲れている」という状態になります。

日本女性の睡眠時間は
世界的にもとても短い

日本女性の平均睡眠時間は、長いとされるスウェーデン女性よりも約1時間半も短い。その上男性よりも女性の方が短いという特異な傾向があります。その理由は共働き世帯が増えても、女性に家事や育児の負担が偏っている現状にあると考えられています。女性は生理前になるとホルモンバランスが乱れ、眠りの質を低下させる傾向もあります。家事・育児は男女平等にしたいですね。

よく眠れないと太る?
ミスが増える?

睡眠不足が続いた時、甘いものやジャンクフードを食べたくなる経験はありませんか?ホルモンバランスが乱れると食欲が増して、糖質や脂質への欲求が強まっているからです。睡眠不足だとだんだん太っていきますよ。
また脳は睡眠不足のダメージを最も受けやすく、集中力や記憶力、判断力が低下してパフォーマンスが落ちてしまいます。睡眠時間を削って頑張るのではなく、しっかり寝て頑張ることが正解。

よく眠ることで美肌に
睡眠美容という考え方

睡眠と美容は深く関係しています。たとえばハリウッド女優のジェニファー・ロペスは「睡眠は私の武器」と語り、美肌のために毎日8時間の睡眠を徹底しています。睡眠を美肌につなげるためには、眠り始めの3時間を途切れさせずに深く眠ることが大切です。深睡眠に至れば前述の成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは疲労回復だけでなく、肌の新陳代謝を促す働きがあります。これからの季節は紫外線や花粉などで受けたダメージを修復して、肌を元の状態に近づけてくれます。また睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンは、抗酸化作用などもあり、0時から3時の間に分泌されるといわれます。まさに眠っている時間が美容になる理由です。

参考資料:「わたしを救う睡眠パーフェクトブック」(友野なお著・大和書房)ほか

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