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コラム
GOOD LIFE 総研
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よりよく生きるヒント GOOD LIFE 総研
新シニア世代こそ
ゴルフのすすめ 編
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2026年03月29日

歩行習慣が寿命を延ばす?
ゴルフの医学的な効果とは
ゴルフが新シニア世代の健康維持に有効とされる理由の一つが、適度な歩行運動です。18ホールを歩いた場合の距離は、約7~10キロメートルに及び、厚生労働省が推奨する1日8000歩(6キロメートル程度)以上の身体活動量を大きく上回ります。こうした有酸素運動は、心疾患や脳卒中などの生活習慣病リスクの低減につながることが国内外の研究で報告されています。
さらに、ゴルフは中強度の運動として血圧や血糖値の改善にも寄与する可能性があるとされています。英国のエディンバラ大学の研究では、ゴルフは心肺機能や筋力、バランス能力の維持に有益で加齢による身体機能低下の抑制に役立つ可能性も示されています。加えて、屋外での運動習慣を持つ人は死亡リスクが低い傾向があることも報告されています。芝生や起伏のある地面を歩くことで体幹や下肢の筋肉が刺激され、転倒予防にもつながります。楽しみながら自然に体を動かせるゴルフは、健康寿命を延ばす運動習慣として、医学的にも理にかなったスポーツといえます。
脳と心も活性化! ゴルフが
人生を豊かに彩る理由
ゴルフの価値は身体機能の維持だけにとどまりません。近年は、精神面への効果も注目されているのです。例えば、スウェーデンのカロリンスカ研究所が約30万人を対象に行った調査では、ゴルフを習慣的に行う人は、そうでない人に比べて平均寿命が約5年長く、死亡リスクも低い傾向が報告されています。その背景には運動効果に加え、人との交流が健康に好影響を与える可能性が指摘されています。また、プレー中は距離や風向き、地形を考えながら判断を重ねるため、前頭葉を中心とした脳活動が促されるとされ、認知機能の維持にも関係すると考えられています。
さらに自然環境での運動は、ストレスホルモンであるコルチゾールの低下や気分改善につながることが、欧州の研究で報告されています。仲間と同じ時間を共有し、目標を持って取り組む経験は、生きがいや生活意欲を高める要因にもなります。
ゴルフは心と脳を活性化し、人生後半をより豊かにする力を持つスポーツといえます。その時間は、これからの人生を健やかに楽しむための、大切な習慣となっていくでしょう。日々の暮らしに、新たな張りと喜びをもたらしてくれるはずです。
参考資料:厚生労働省ウェブサイト 他








