暮らしを一変させる いとおしい存在
|ペットと暮らす|
カバー特集
posted by 日経REVIVE
照英さんの「愛犬」GOOD LIFE
暮らしを一変させるいとおしい存在
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2026年8月30日

共に暮らし、共に笑う
ペットと育む、家族の時間
ペットは、暮らしに喜びや笑顔を運んでくれるだけでなく、家族の絆を深め、時には人生そのものを豊かにしてくれる存在です。
共に過ごす時間の中で育まれる絆や、命と向き合う尊さとは?愛犬と暮らす照英さんに、そのかけがえのない日々について伺いました。
NAVIGATOR
照英
しょうえい1974年、埼玉県生まれの俳優・タレント。スポーツマンとしても親しまれ、テレビやラジオなど幅広い分野で活躍する一方、一男二女の父として家族との時間も大切にしている。愛犬との暮らしを通して感じた家族の絆や命の大切さを、様々な場で発信している。
撮影/丸山剛由 取材・文/澤村 恵(編) アートディレクション/本多康規(Cumu)
ペットは家族をつなぐパワーの源。
もうね、最高なんです
照英さんは、小学生の頃から犬と暮らし、結婚後も家族と共に愛犬との時間を育んできました。これまでに経験した別れと新たな出会いを通して、改めて気づいたのは、「ペットは家族をつなぐ存在」だということでした。
「テンは結婚してすぐに迎えた犬で、妻と僕にとって最初の子どものような存在でした。その翌年に長男が生まれたので、本当に我が子のような感覚だったんです。平均寿命が15〜16年といわれる犬種でしたが、20歳まで元気に生きてくれて。最後の2年間は介護の日々でしたが、一緒に過ごした20年は、僕たち家族にとってかけがえのない時間でした」
テンとの別れは、家族に大きな喪失感を残しました。「もう一度同じ経験をするのはつらい」「今から子犬を迎えたら、自分たちも70代になる」。そんな思いから、新たに犬を迎えることは考えていなかったといいますが、愛犬を失ったことで、家族の様子は少しずつ変わっていきました。
「妻が毎日のように泣いていて、『犬がいない生活には耐えられない』と初めて弱音を吐いたんです。子どもたちもそんな妻を見て元気がなくなってしまって……。後から振り返ると、あの頃は家族の氷河期だったね、と話すくらい、家の中から笑顔がなくなっていました」
そんな家族を変えたのが、新しく迎えたパピヨンとコーギーのミックス犬であるパピコでした。
「パピコが家に来た瞬間、本当に180度家族の関係が変わりました。
妻が笑うようになり、子どもたちも自然とリビングに集まるようになったんです。家族みんなが元気を取り戻して、やっぱりうちには犬が必要なのだと強く実感しました。ペットは癒やし以上に家族を支えてくれるパワーの源。毎日の暮らしをこんなにも豊かにしてくれる存在なのだと改めて感じています」
ペットと過ごす時間は、かけがえのない宝物です

「一緒に過ごせる時間には限りがあります。だからこそ、一日一日を大切にしたいと思っています。その積み重ねで、気づけば何ものにも代えられない存在になっているんです」

ペットと暮らすなら
最後まで家族として
ペットと暮らすことは、毎日に喜びや安らぎをもたらしてくれる一方で、その命を最後まで預かる責任も伴います。だからこそ照英さんは、「迎える前に、自分たちの暮らしや将来を見つめることが大切」だといいます。
「かわいいという気持ちだけで迎えるのではなく、この先も責任を持って一緒に暮らせるかを考えてほしいですね。大型犬が好きでも、年齢を重ねると毎日の散歩が負担になることもあります。自分たちの生活や体力に合った子を迎えることも、その子の幸せにつながると思います。保護犬や保護猫を迎えるという選択肢もありますし、大切なのは、その命と最後まで向き合う覚悟を持つことかなと」
責任と覚悟に加えて大切なのがペットと信頼関係を築くことだとか。
「しつけというと、人間の言うことを聞かせることだと思われがちですが、僕はそうじゃないと思っています。できたことを一緒に喜んで、思い切り褒めてあげる。その積み重ねで信頼関係が生まれて、お互いに安心できる家族になっていくんです。だから僕にとって、しつけは『喜びを分かち合う時間』なんです」
命と向き合う以上、病気や介護、別れなど大変なことも少なくないですが、その時間を上回る幸せがあるからこそ、「ペットと暮らす素晴らしさをもっと知ってほしい」と照英さん。
「朝起きたら駆け寄ってきてくれたり、帰ってきたら全力で迎えてくれたり。その何気ない毎日が、本当に幸せなんです。愛情をかければ、その愛情はちゃんと返ってきます。ペットは暮らしを豊かにしてくれるだけじゃなく、家族を笑顔にして、絆まで深めてくれる存在なんですよ。だからこそ、最後まで家族として寄り添ってほしい。そうすれば、きっと人生がもっと豊かになると思います」

「不思議なのですが、ペットがいると自然と家族が笑顔になるんです。会話も増えて、みんなが同じ場所に集まる。その時間が何より幸せだなって思います。我が家に来てくれたパピコに大感謝!」
お散歩は朝晩の2回が基本。「パピコはまだ赤ちゃんなので、自分のお散歩ルートを確立している途中。好奇心旺盛でいろんなアンテナを張っていますが、中でも人が大好きなんです」と目尻が下がりっぱなしの照英さん。
check!家族と同じ、もしもの備えをペット防災のすすめ
災害はいつ起こるか分かりません。大切な家族を守るために、ペットの備えも見直してみませんか。フードや飲み水の他、リードやキャリーケース、迷子札などの準備を。避難先でも落ち着いて過ごせるよう、日頃からキャリーに慣らしておくことも大切。日々の小さな備えが、大切な家族を守る安心につながります。
What's GOOD LIFE for you?
家族と一緒にいること
- 「大好きな妻と結婚し、子どもたちを授かったことで家族のあり方を知り、こんなに幸せなことはないと強く思いました。パピコも含めて“家族の幸せ”こそが原動力で僕にとってのグッドライフです」

この記事は、2026年8月30日発行の日経REVIVE9月号に掲載された内容です。
取材裏話
9月号「愛犬」照英さん
撮影当日は、午前中にも関わらず、突然のゲリラ豪雨。ロケ場所は世田谷公園の周辺でした。照英さんの愛犬パピコは撮影時で生後7カ月。本当に人が大好きで始終アクティブに動いていました。照英さんのブログに生後2カ月当時のパピコの写真がアップされていますが、ドッグイヤーといわれる通り明らかにサイズ感が違い、成長しています。犬と暮らしたことがない私としては、人生の中でこのロケが犬と一番長く一緒にいた時間かもしれません。
記事内で紹介している場所











