2 2022

グリーンインテリアで おうちを癒やし空間に

インテリア特集

カバー特集

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LIFE WITH GREEN
暮らしの質を高める グリーンインテリア

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2022年1月30日

日経REVIVE 2022年2月号カバー特集 インテリア

癒やしとおしゃれ空間を
両立するグリーンインテリア

おうちごもりが増える今の時期、見慣れた空間をブラッシュアップするのにおすすめなのがグリーンインテリアです。
ハードルが高く感じられるアイテムですが、初心者でも取り入れやすい方法やトレンドをインテリアスタイリストの窪川勝哉さんに聞きました。

お話を聞いたのは

窪川勝哉さん

くぼかわ・かつやインテリア&プロップスタイリストとして家具、クラフト、家電まで、幅広い知識とセンスを生かし雑誌をはじめ、イベント時のコーディネートやモデルルームなど多くの空間スタイリングを手掛ける。

撮影/松川真介 編集・取材/澤村 恵 アートディレクション/本多康規(Cumu)

1年の中でもおうち時間が増える冬。気分を一新してくれ、なおかつインテリアアイテムのひとつとして空間をブラッシュアップしてくれるのがグリーンインテリア(観葉植物)です。実際にグリーン人気はここ数年右肩上がりで売り上げも伸びている、とインテリアスタイリストの窪川さん。

「家って四方が壁の立方体の中に、ソファやテーブル、ベッド、棚など、家具を配置していきますよね。その多くは直線的なものが多く、それらで構成された空間はどうしても無機質な印象になりやすいんです。そこにグリーンなどの有機的なものを投入すると、空間に表情がつくんです。また、視界にグリーンが入ることで癒やし効果も生まれます。日本の住宅事情だと都会であればあるほど、庭の確保や窓から自然の景観を望むことが難しい現実がありますが、グリーンが室内にあるだけで閉鎖的な気持ちもぐっと上向きますよ。このように、グリーンにはインテリアをブラッシュアップする要素と癒やし効果、2つの側面があり、今こそ取り入れてみてほしいアイテムでもあります」

初心者にはハードルが高いように思えますが、どう取り入れればいいのでしょうか。

「空間に表情をつけるという側面でいうと、植物を床置きするだけでなく、棚の上に置いたり上からつるしたりして、高低差をつけて立体的に飾るとぐっとすてきになります。例えばリビングに投入する場合、部屋の隅にグリーンコーナーをつくるのがおすすめ。サイドテーブルや椅子の上、床に植物を置き、高低差をつけた配置にすることで空間の単調さやバラツキを抑えられるので初心者の方も実践しやすいと思います。また、冬のこの時期に店で売られている植物は育てやすいものが多いので、手入れの不安が少ないのも魅力。ただ、サイズでひとつ注意点があります。自分の背を超える大きなグリーンは、店で見てすてきだなと思っても、実際に自宅に飾ると葉が広がりすぎて圧迫感があったり、生活する上で動線をふさぎ邪魔になってしまうことも。そうならないために部屋の写真を撮って携帯しておくといいですよ。客観的に自分の部屋を見られますし、写真をもとにグリーンのプロである店員さんに相談することもできますから」

窪川さんのおすすめのグリーンはなんでしょうか?

「僕個人のおすすめはショウナンゴムノキやホヤ、サンセベリアなどです。理由は水をそんなにあげなくてもよく、丈夫でとにかく手入れが楽なんです。なのにとてもスタイリッシュで部屋の印象がぐっとクラスアップするんです。背丈はちょっと高めなんだけど、そこがまた木のようで癒やし効果にも一役買っていると思うんです」

日経REVIVE 2022年2月号カバー特集 インテリア2

ゴールドがアクセントの
プランタースタンド

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アクセサリー感覚で楽しめるマットゴールド×ブラックのプランタースタンド。置くだけで空間をスタイリッシュに。(写真上)左から4070円、6270円、3080円(写真右)大5500円、小3080円(全て税込み)。

ハンギングプランターは
目に優しいパステルカラーを

  • 日経REVIVE 2022年2月号カバー特集 インテリア5天井やライティングレールからつるすハンギングプランターは視界に柔らかさを取り入れられるパステルカラーを選んで。ウッドの装飾や麻のケーブルなどナチュラルテイストで癒やし要素をプラス。3080円~(税込み)。
  • 日経REVIVE 2022年2月号カバー特集 インテリア6「グリーンはその個性的なたたずまいも大きな魅力。小ぶりのものは形状違いの鉢を組み合わせてレイアウトしてもすてきですよ。ユーフォルビアなどの多肉植物は育てやすさも魅力のひとつ」と窪川さん。(左)ユーフォルビアレネウトニー9330円(中)フィカスバーガンディ5590円 (右)ユーフォルビアホリダ2万6660円(全て税込み)。

手軽に空間に表情をつけられる
スタンドとハンギング

高低差をつけてグリーンを飾ると空間に奥行きと表情が生まれるということですが、具体的におすすめのアイテムはどんなものですか?

「グリーンの鉢を置くだけで簡単に高さを出せるプランタースタンドがおすすめです。さまざまなデザインのものが出ていますが、インテリアトレンドでいうと2つあります。引き続きゴールドをアクセントに利かせる流れがあるので、スタンドの脚や鉢がゴールドのものなどをまずはチェックしてみてください。マットゴールドを選べば、空間や家具にもなじみやすいですよ。もうひとつは韓国インテリアの流れでパステルカラーの空間づくりも旬のテイストです。ハンギングアイテムに多いのですが、ハンギングポットをパステルトーンのピンクやグレー、ブルーなどにすると柔らかな雰囲気になり、上からつるしても圧迫感なくグリーンを飾れます。いずれもちょっとクセのあるアイテムではありますが、アクセサリー感覚で楽しむ気持ちで選んでみてください。ちょっとした挑戦でいつもの部屋がぐっと違って見えますから」

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「選ぶ際は自宅のスペースや生活動線を考えた上で慎重に選びたい大型グリーン。葉が横に広がりすぎず、縦に長いものの方が日本の住宅にはマッチしやすいです」
(左)シェフレラ1万9990円(中)ショウナンゴムノキ2万789円(右)カシワバゴムノキバンビーノ3万9970円(全て税込み)。

この記事は、2022年1月30日発行の日経REVIVE2月号に掲載された内容です。

取材裏話

2月号 インテリア特集

グリーンインテリアと一口に言ってもその種類、テイストも様々。今回お邪魔した「銀座アップステアーズ」さんは品揃えが豊富。グリーンはもちろん、庭仕事に便利でお洒落なホースやスコップなどカラフルで見ているだけで気持ちが上向くアイテムが勢揃いしていました。
インテリアスタイリストの窪川さんのアドバイスをもとに、春に向けてグリーンのある生活を始めてみようかなと背中を押されたのでした。

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