コラム

ART

posted by 日経REVIVE

パウル・クレー展
創造をめぐる星座

posted by 日経REVIVE

2025年04月01日

パウル・クレー《赤、黄、青、白、黒の長方形によるハーモニー》1923年 パウル・クレー・センター
静岡市美術館開館15周年記念
パウル・クレー展創造をめぐる星座2025年6月7日(土)から静岡市美術館で開催されます。

抽象的でありながら、詩情豊かな物語性のある作品で知られるスイス・ベルン近郊生まれのパウル・クレー(1879-1940)。孤独に瞑想する芸術家としてのイメージが強いクレーですが、同時代の芸術家との交流や美術動向との関わりのなかで作品が生み出されてきたことはあまり知られていません。本展はベルンのパウル・クレー・センターの学術協力のもと、同センター、バーゼル美術館、日本各地の美術館から集めたクレー作品約60点を核に、カンディンスキー、ピカソ、ミロなどの作品を加え、クレーの生涯にわたる創造の軌跡を捉え直します。

出品作品(予定):約110点(一部展示替えあり)
展示作家(予定):パウル・クレー、ヴァシリー・カンディンスキー、フランツ・マルク、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラック、ロベール・ドローネー、ジャコモ・バッラ、アウグスト・マッケ、ルイ・モワイエ、ジョアン・ミロ、マックス・エルンスト、ハンス・アルブ、リオネル・ファイニンガー、ラースロー・モホリ=ナジ ほか

展覧会の見どころ

・クレーの初期から晩年までの名品が国内外から一堂に集結!
詩情豊かなクレーの作品世界を堪能。
・カンディンスキー、ピカソ、ミロなどの作品を合わせて展示。
クレーと同年代の画家たちとの知られざる交流に迫る。
青騎士、キュビスム、ダダ、シュルレアリスム、バウハウスなど同時代の画家たちや様々な芸術動向と比較しながら、クレーの創造の軌跡を捉え直す。
パリの色彩とチュニジアの光

パウル・クレー《チュニスの赤い家と黄色い家》1914年 パウル・クレー・センター

展示構成

第1章 詩と絵画

第2章 色彩の発見

第3章 破壊と希望

第4章 シュルレアリスム

第5章 バウハウス

第6章 新たな始まり

パウル・クレー《橋の傍らの三軒の家》1922年 宮城県美術館

パウル・クレー《北方のフローラのハーモニー》1927年 パウル・クレー・センター(リヴィア・クレー寄贈品)
  • パウル・クレー《山への衝動》1939年 東京国立近代美術館
  • パウル・クレー《無題(最後の静物画)》1940年 パウル・クレー・センター(リヴィア・クレー寄贈品)

パウル・クレー

音楽一家の子としてスイス・ベルン近郊の町に生まれる。画家になるべくミュンヘンに移り、1912年にカンディンスキーら青騎士の展覧会に参加。1914年にマッケ、モワイエとともにチュニジアを旅行し、日記に「色彩が私を捉えたのだ」と記す。第一次世界大戦における友人の死と従軍を経て、1921年からバウハウスで授業を行う。1933年末、ナチ政権の迫害を受けベルンに移住。以後、アメリカでの評価を確立するも1940年に没する。

パウル・クレー展
創造をめぐる星座

<開催概要>

会期:2025年6月7日(土)- 8月3日(日)
会場:静岡市美術館(〒420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3階)
休館日:毎週月曜日※ただし祝日の場合は開館、翌火曜日は休館
開館時間:10:00 – 19:00(展示室への入場は閉館の30分前まで)
主催:静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、テレビ静岡、中日新聞東海本社
協賛:DNP 大日本印刷、アイシン
学術協力:パウル・クレー・センター
特別協力:東京国立近代美術館
ホームページ:パウル・クレー展 創造をめぐる星座
お問合せ:054-273-1515(代表)