4 2021

駅近で便利な商業施設に加えて散策も楽しめる多彩な街

|渋谷|

カバー特集

posted by 日経REVIVE

神田愛花さん、古くて新しい「奥渋」に再会

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2021年3月28日

日経REVIVE 2021年4月号カバー特集 神田愛花さん

都会の中にぽっと現れるオアシス
歩くのが楽しい「奥渋」の魅力

再開発が進み、この数年でがらりと表情を変えた渋谷の街ですが、代々木公園方面へ10分も歩けばそこには以前と変わらない穏やかな街並み「奥渋」があります。
元NHKアナウンサーの神田愛花さんと春の日差しに包まれながら奥渋散歩を楽しみました。

「奥渋」には5年間通勤していました

NAVIGATOR

神田愛花

かんだ・あいか1980年横浜市生まれ。2003年HNKに入局後9年間アナウンサーとして報道などに従事。退職後はフリーのアナウンサーとして活動。現在はコメンテーター、バラエティ番組やラジオへの出演など幅広く活躍中。プライベートでは18年にお笑いコンビ「バナナマン」の日村勇紀さんと結婚。

撮影/吉澤健太 編集・取材/澤村 恵 ヘアメーク/妻鹿亜弥子
アートディレクション/本多康規(Cumu)

私にとって奥渋=NHK時代
いろんな思い出がよみがえります

2028年に完成予定の渋谷の再開発。駅周辺は様変わりしましたが、奥渋と呼ばれる渋谷区神山町、宇田川町、富ヶ谷かいわいは、今も変わらずその土地に暮らす人々の日常を肌で感じられる場所です。そんな奥渋に位置するNHKでアナウンサーとして活躍していた神田さん。渋谷駅からNHKまで毎日歩いていたという井の頭通りや宇田川遊歩道など、思い出のルートをお散歩しながら奥渋に通勤していた頃を振り返ってもらいました。

「社会人1年目で初めて訪れたニューヨークで、ビジネスマンの多くがコーヒーを片手にさっそうと通勤する姿を見て格好いいと感動したんです。いつかまねするぞと決意したのですが、それを実践できるようになったのが本局勤務になった頃。毎日渋谷駅から歩いていたのですが、駅に着いたらまずスクランブル交差点のTSUTAYAの中にあるスターバックスでホワイトモカを注文。コーヒーを片手に井の頭通りを歩いてNHKの西口玄関へ向かうのですが、井の頭通りをマンハッタンの道に見立てて歩いていました。井の頭通りってニューヨーク同様のエネルギッシュな面がたくさん。歩く人、道沿いのお店、そこから漏れ聞こえる音楽。いろんなものからパワーをもらって、よし、今日も頑張って働くぞと自分にスイッチを入れていました」

NHK西口玄関側を歩くのは退職以来初だという神田さん。

神田愛花さん-日経REVIVE2021年4月号カバー特集

「9年ぶりでちょっと緊張しますね。アナウンサーになって18年になりますが、NHKには本当に感謝しています。いまだにアクセント辞典や放送用語辞典も読みますし、当時使っていた資料も読んで基本に立ち返るようにしています。今の自分があるのはNHKのおかげなんです。わぁ、久々に前を通ったらいろんな思い出がよみがえってきました。ぐっとくるものがあります」

NHK西口玄関前の横断歩道を渡って宇田川遊歩道へ。出勤時は井の頭通りを使い、帰りは必ず宇田川遊歩道を歩いていたという神田さん。

「帰り道では1日働いた気持ちを消化したくて、あえてゆったりとした雰囲気の宇田川遊歩道を通って渋谷駅まで歩いていました。仕事でうまくいったこと、失敗したことなどを反省も含めて自分の中に落とし込む作業を歩きながらしていましたね。日によっていろいろな感情があふれ出てきましたが、うれしい気持ち、悲しい気持ち、悔しい気持ちなどいろいろな感情をこの道が包み込んでくれました。宇田川遊歩道も久しぶりに歩きましたが、あの頃と変わらない雰囲気でなんだか心がぎゅっとなります」

神田愛花さん(2)-日経REVIVE2021年4月号カバー特集

神田愛花さん(3)-日経REVIVE2021年4月号カバー特集

「美しい女性を形容する”立てば芍薬(しゃくやく)座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿は百合(ゆり)の花”という言葉がきっかけで、花は芍薬が好きです。気持ちも華やぐので、自宅には花を欠かさないようにしています」と神田さん。

ちょっとの距離なら歩いちゃいます
ウオーキングはライフワークかも

歩くのが大好き、奥渋にはプライベートでも訪れます

コロナ渦ということもあり、積極的に出歩く機会は減りつつありますが、神田さんは元来、歩くのが大好きで奥渋にもたびたび訪れるそう。

神田愛花さん(4)-日経REVIVE2021年4月号カバー特集

「友人と表参道でランチした後、そのまま奥渋まで歩いて『アンドチーズスタンド』でお買い物をしたりしています。ここのイタリアンハーブソルトがおいしくてお気に入りなんです。実はきょうお邪魔したお店、ウオーキングが趣味の夫が歩いてロケハンしてくれていて。私よりも先に奥渋散歩を堪能していました(笑)。奥渋ってレストランや食材店、雑貨屋など、いろんなジャンルの店があって、歩いて見て回るのが面白いし楽しい街ですよね。ちなみにNHK時代はいろんな地域の局からメンバーが集うこともあって日本酒情報がよく入りまして(笑)。お酒は好きな口なので、このかいわいでは日本酒をよくいただきましたね。懐かしいです」

歩くのが好きだという神田さんに、この先どんな人生を歩んでいきたいか尋ねてみました。

「結婚して3年、一緒にいて楽しいという気持ちが日に日に増えています。2人でかなえたい将来の夢をお酒を飲みながら語ったり。そのためにもまずは健康でいなくちゃねと話しています」

台湾料理 麗郷 富ヶ谷店-日経REVIVE2021年4月号カバー特集

神田愛花さん(5)-日経REVIVE2021年4月号カバー特集

「番組が好調なときの打ち上げや、歓送迎会など、NHK時代にたびたびお邪魔した思い出のお店。紹興酒も豊富なんですよね。わぁ、このエビ大きくてぷりっぷり。おいしい〜」とご満悦の神田さん。えびそば990円(税込み)。

この記事は、2021年3月28日発行の日経REVIVE4月号に掲載された内容です。

取材裏話

4月号「渋谷」神田愛花さん

渋谷のセンター街に現れた神田愛花さんは、かわいい花柄の半袖ワンピース姿。取材時はまだ2月だったので、「寒くないですか?」と聞くと、「掲載号は春なので!」と元気なお答え。おかげさまでとても春らしい写真が撮れました。NHK前での撮影では、2012年の退職以来ここに来るのは初めてということで、「昔の上司に見られたら怒られそう」とちょっと緊張の様子。NHK時代の思い出話に花が咲きました。

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